つい最近まで低温調理器と言えばBONIQ(ボニーク)というメーカーしか知らなかった。
製品を買ったことはなかったものの、クラウドファンディングでも常に話題になっていたし、一般販売後は料理好きの知り合いがみんな購入していた。
もはや”低温調理器=BONIQ”くらい世の中に浸透している気がする。
そんな業界に、何でも屋のアイリスオーヤマが低温調理器も作っているとやはり気になってしまう(笑)。
しかも現在販売されている低温調理器『LTC-02』はどうやら二代目らしい…。
で、結局今回はBONIQではなく、アイリスオーヤマのLTC-02を購入することにしました!
このページでは本製品のスペックや実際の使用感をまとめています。
1.低温調理器『LTC-02』の仕様・スペック
LTC-02の仕様・スペックは以下になります。
サイズ(cm) | 10 × 5 × 33.4 |
---|---|
重量 | 約900グラム |
電源コードの長さ | 約1.5m |
電源 | AC100V、50/60Hz |
定格消費電力 | 800W |
設定可能温度 | 25~95℃(0.5℃単位) |
設定可能時間 | 1分~99時間59分(1分単位) |
メーカー保証 | 1年 |
さっそく開封!
低温調理器は紙製の箱に入っています。
本体と取説。
キッチン周りにあるものでサイズ感の目安になりそうなイイ物が見つからなかったので、とりあえず一味の容器。
並べると大きく見えますが、これでも旧モデルより一回りコンパクトになっています。
お湯が出入りする部分。
金属の筒を下にして時計周りに少し回すと簡単に筒を外すことが出来るのでお手入れもカンタンです。まぁお手入れといっても水分をふき取るだけですが。
クリップ部分。
家にある鍋2つで試しましたが、鍋の縁にこのクリップがうまく引っかかるので、低温調理中はズレたりすることなく調理ができます!
2.実際の使用感まとめ
コンセントに繋げると右下の電源ランプが赤点灯し、ここをそのまま押すと電源が入ります。
電源が入ったら温度が表示され、左下のマークを押すと「温度」→「分」→「時間」に切り替わります。あとは+と-のボタンでそれぞれ調整。
温度や時間の設定が終わったら右下の電源ボタンを押すとスタートします。
あとは低温調理したい肉を投下し、他の作業をしながら終わるのを待ちます。
設定したい時間になると「ピー」という音が6回鳴ります。あとは電源ボタンを2秒長押しして電源OFFにしてお片付け。
今回は鶏レバーを63℃で45分低温調理したものを、ごま油と塩のみで味付け。
レバ刺しはリスクがありますが(そもそも食べちゃダメだけど)、低温調理したレバーなので安全に食べることができます。
生の牛レバーとはやっぱり食感は違いますが、味はレバ刺し!いやーレバ刺し食べるの何年ぶりだろう…。
次は鶏もも肉を照り焼きの味付けで低温調理!鶏もも肉は63℃だと噛みごたえがなくややぐにゃっとした食感になるため、65℃に設定しました。
めっちゃいい色してる…。
味は照り焼きですが、肉質がぷるぷるで美味しい!ただこの食感は普通に焼く派と好みが分かれそう…。
同じ分量でもう一つ作っておいた方は、強火でタレを温めた後にカットした鶏もも肉にサッと火入れ。
食べ比べると最後に少し火を通した方が香ばしくて、個人的にはこっちの方がアリかなと。
3.さいごに
低温調理器「LTC-02」はクリップで固定できるのがめちゃくちゃ便利なのと、本家BONIQに比べても安く購入できる点はおすすめ!
低温調理器をまだ買ったことがない方は安くて使いやすい「LTC-02」を買ってみるのもアリかと思います。
購入を検討している方はぜひ!
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